料理と調理の分析ブログ

料理や調理に関する疑問を調べて記録しています。

低温調理器のおすすめを調べてみた。2018年 比較 (真空調理法)

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少しずつ低温調理の認知度が上がってきたように思いますが、まだ一般的とは言えないようです。年々新しい商品が出て価格も手頃なものや日本向け製品も増えています。

水を張った鍋などに器具を固定して水を循環して温度を調整する器具のみを比較しています。

低温料理のやり方などは別の記事に書いておきます。

 

低温調理は食中毒の危険性が通常の調理よりも高いです。安全に調理するための知識を記事にしておきました。実際に低温調理をされる場合は確認してください。

機種の紹介

下記にある日本の会社の製品以外は海外からの個人的な並行輸入品が購入できます。並行輸入品は国内の法律に適応していない可能性があり、日本で販売するための必要なPSE法に基づく適合性検査証(PSEマーク)の取得や電波法に基づく技術適合認証(技適マーク)の取得がなければ日本での販売は法律違法となり処罰の対象になります。

ANOVA

公式は英語表記のサイトしかありません。

こちらの機種は機能の違う3種類があります。

日本のコンセントには105~115v程度の電圧がかかっているため米国規格110-120VのAnovaは日本でも使えますが110v以下の電圧の家庭では十分に機能が出せない可能性があります。またアメリカで使うよりは電圧が低いので温める機能も最大70%程度まで低下します。

Anova Bluetooth

アプリで調理の開始や設定の変更ができる。(英語表記)

固定方法 クランプ

対応容量約19リットル

温度調整25~99℃

温度誤差±0.01℃

Bluetooth 4.0

使用電力 800w

電圧 米国規格の110-120V(若干電圧が足りないが使える。)

重さ1.1kg

公式サイト価格149ドル

参考価格18,000円

3P電源プラグのため2P電源プラグに変換するか延長コードを使わないとコンセントに刺さりません。

WI-FIモデルより水の循環が遅い(7.9リットル/分)

WI-FIモデルより安いが家庭で使う分には十二分の性能を持っている。

Anova WI-FI

アプリで調理の開始や設定の変更ができる(英語表記)

アプリで温度や時間を管理したり、1台のスマホで複数台を操作できる(英語表記)

AI音声認識サービス「Amazon Alexa(Amazon Echo)」と「Google Home」 に対応

固定方法 クランプ

対応容量約19リットル

温度調整25~99℃

温度誤差±0.01℃

WI-FI + Bluetooth 4.0

使用電力 900w

電圧 米国規格の110-120V(若干電圧が足りないが使える。)

重さ1.1kg

公式サイト価格199ドル

参考価格25,000円

3P電源プラグのため2P電源プラグに変換するか延長コードを使わないとコンセントに刺さりません。

水の循環が速い(9リットル/分)

値段が一番高いがBluetoothモデルよりも機能が多く、性能も上がっている。

Anova Nano(日本発売不明)

アプリで調理の開始や設定の変更ができる(英語表記)

アプリで温度や時間を管理したり、1台のスマホで複数台を操作できる(英語表記) 

対応容量11リットル温度調整25~92℃

固定方法 クランプ

温度誤差±0.1℃

Bluetooth 4.2

使用電力 700w

電圧 米国規格の110-120V(若干電圧が足りないが使える。)

重さ0.6kg

公式サイト価格99ドル

参考価格15,000円

日本のコンセントを含む8カ国から選択可能(未発売のため電源プラグが3Pなのか2Pなのか不明)

他のモデルよりも水の循環は遅い(毎分不明)

サイズが小さく値段が安い(WI-FIモデルBluetoothモデルは一回り大きい)

パワーも本体も小さくなり価格も安くなったモデルです。日本で低温調理をするにはこのくらいのサイズがちょうどいいかもしれません。

コンセントが選択可能なため日本対応モデルとして公式で発売されるかもしれません。

Razorri

こちらも並行輸入モノ。新型と旧型の2種が購入可能です。

100V-120V仕様のものであれば60Hzですが使えると思います。

RZ-09

タッチパネルで操作する。

他にはない四角い光沢のあるデザインです。

アプリで調理の開始や設定の変更ができる(英語表記)

アプリで温度や時間を管理できる(英語表記)

WI-FI

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整25~99℃

温度誤差±0.2℃

使用電力 1100w 60Hz

電圧 100V-120V 200-240Vの2タイプ

重さ1.2kg

水の循環はポンプスピード8.5リットル/分

公式サイト価格130ドル

参考価格13,000円

3P電源プラグ

本体のライトの色により加熱の状態を認識できる。

タイマーが付いているが時間が来てもお知らせをするだけで自動停止はなく、手動で停止する必要がある。

RZ-08

タッチパネルと大きなホイールで操作する。

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整5~90℃

温度誤差±0.1℃

時間設定 1分〜約100時間

使用電力 800w

電圧 100V-120V/60Hz

重さ不明

水の循環はポンプスピード8リットル/分

公式サイト価格不明

参考価格11,000円

2P電源プラグ

日本語説明書

Wancle

Sous Videイマージョンサーキュレーター(正式名称不明)

ブラックとホワイトがある。

タッチパネルとダイヤルで操作する。

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整25~99℃

温度誤差±0.1℃

使用電力 850w

電圧 120V/50Hz

重さ不明

水の循環はポンプスピード7から8リットル/分

公式サイト価格不明

参考価格10,000円

3P電源プラグ

トリガーを引いて片手で装着ができる。

ダイヤルとタッチパネルで操作

AUKUYEE

タッチパネルとダイヤルで操作する。

並行輸入

固定方法 クリップ

対応容量 設定なし

温度調整25~99℃

温度誤差±0.1℃

時間設定 1分〜約100時間

使用電力 850w

電圧 115V-120V

重さ±0.1℃

水の循環はポンプスピード8.2リットル/分

公式サイト価格不明

参考価格11,000円

3P電源プラグ(コードの長さ120cm)

レシピと日本語の説明書が付きます。

Azrsty

タッチパネルとダイヤルで操作する。

(PSEの認証を受けたと書いてありますが日本での認証なのか不明です。)

対応容量不明

固定方法 クリップ

温度調整25~99℃

温度誤差±0.1℃

時間設定 〜約100時間

使用電力 850w

電圧 120V

重さ約1.0kg

水の循環はポンプスピード不明

価格13,000円程度

3P電源プラグ

真空ポンプとバッグとレシピがついているようです。

OMorc

型番不明1

タッチパネルとダイヤルで操作する。

(PSEの認証を受けたと書いてありますが日本での認証なのか不明です。)

固定方法 クランプ

対応容量不明

温度調整 25~99℃

温度誤差 ±0.1℃

時間設定 1分〜100時間

使用電力 850w

電圧 100V-110V

重さ不明

水の循環はポンプスピード8.2リットル/分

参考価格9,000円

3P電源プラグL型

日本語説明書付き

型番不明2

同じメーカーの新モデルと思われる機種

性能が劣化しているため安価版と思われるが上記のモデルとあまり値段に差がない

ダイヤルはなくなりタッチパネルのみで操作する。

(PSEの認証を受けたと書いてありますが日本での認証なのか不明です。)

固定方法 クランプ

対応容量 6〜8L

温度調整 25~99℃

温度誤差 ±0.1℃

時間設定 1分〜100時間

使用電力 不明

電圧 不明

重さ 約1.8kg

水の循環はポンプスピード不明

参考価格9,000円

3P電源プラグ

日本語説明書付き

RioRandスロークッカー

(正式名称不明)

タッチパネルとダイヤルで操作する。

(PSEの認証マークありますが日本での認証なのか不明です。)

固定方法 クランプ

対応容量不明

温度調整 35~92℃

温度誤差 ±0.1℃

使用電力 850w

電圧 100V-120V

重さ 約1.8kg

水の循環はポンプスピード不明

参考価格9,000円

3P電源プラグ(2P変換プラグ付)

VIVREAL

(正式名称不明)

タッチパネルとダイヤルで操作する。

(PSEの認証マークありますが日本での認証なのか不明です。)

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整 25~99℃

温度誤差 ±0.2℃

使用電力 850w

電圧 100V

重さ 約1.5kg

水の循環はポンプスピード不明

参考価格15,000円

3P電源プラグ(コード1m30cm程度)

Kitchen Gizmo(キッチンギズモ)

KG-SV1

本体色は青、グレー、赤の三色があります。

ボタンとダイヤルで操作する。

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整 0~90℃

温度誤差 ±0.1℃

使用電力 不明

電圧 不明(米国規格の110-120Vと思われる。)

重さ 不明

水の循環はポンプスピード不明

参考価格19,000円

電源プラグ 不明(3Pと思われる。)

日本の会社の商品

ギンザ オリーバルスーヴィード・クッカー

タッチパネルと大きなダイヤルで操作する。

PSEの認証マークあり

固定方法 クリップ

対応容量不明(鍋は深さ20cm以上必要)

温度調整 0~99℃

温度誤差 ±0.1℃

時間設定 0分〜10時間

使用電力 900w

電圧 100V

重さ 不明

水の循環はポンプスピード不明

参考価格22,000円

2P電源プラグ(コード1m30cm程度)

オートプログラムにより調理できオートタイマーもついている。

レシピブックとパック付き

SANSAIRE(サンセイア)

スーヴィードシェフ KAS-SA15jp

ボタンと大きなダイヤルで操作する。

PSEの認証マークあり

固定方法 クリップ

対応容量不明

温度調整 0~99℃

温度誤差 ±0.1℃

使用電力 800w

電圧 100V

重さ 約1.8kg

水の循環はポンプスピード不明

参考価格42,000円

2P電源プラグ

ROOMMATE 低温調理器 ビストロ・リッチ

こちらは2018年2月に発売されました。

型番EB-RM45D

公式サイトはまだ用意されていません。

電源と温度調整のみの操作パネル(時間設定はなし)

対応容量は不明

温度調整95℃まで

温度誤差±0.5℃?

使用電力 1050w

電圧 100V 50/60Hz

重さ1.2kg

水の循環はポンプスピード8リットル/分

色はホワイトのみ

参考価格14,000円

特に記載がなく確認できませんが2P電源プラグと思われます。

GLUDIA(グルーディア)

型番GLU-INM01

日本語の公式サイトがあり、PSE取得済との記載があります。

タッチパネルとダイヤルで操作します。

対応容量20リットルまで

温度調整95℃まで

温度誤差±0.5℃?

使用電力 1200w

電圧 100V 50/60Hz

重さ1.7kg

水の循環はポンプスピード不明

公式サイト価格21,384円

参考価格22,000円

特に記載がなく確認できませんが2P電源プラグと思われます。

日本語説明書付き

日本の会社が正式に代理店を行い販売しているようです。

BONIQ(ボニーク)

日本語の公式サイトがあり、日本仕様の製品を販売しています。

色がマットブラックとシルキーホワイトの2色から選べます。

対応容量5リットルから15リットル

温度調整5~99℃

温度誤差±1℃

使用電力 800w

電圧 100V/50-60Hz

重さ1.2kg

水の循環はポンプスピード8.5リットル/分

公式サイト価格21,384円

2P電源プラグ

雑誌にも書いてありましたので簡単に説明します。

タッチ式とダイヤル式の操作がしやすく表示画面も見やすい、鍋に万力で固定するため安定感がある。

Felio Sousvide cooking(フェリオ スーヴィードクッキング)

型番F9575

一応日本語の公式サイトありますが商品の簡単な説明があるだけです。

2017年12月に発売した日本仕様の製品です。テレビ、雑誌でよく取り上げられているようです。

PSE取得済

対応容量10リットルまで

温度調整0~99℃

温度誤差±0.5℃?

使用電力 1000w

電圧 100V/50-60Hz

重さ1.27kg

水の循環はポンプスピード不明

参考価格17,671円

2P電源プラグ(コードが他より短い1m)

雑誌にも書いてありましたので簡単に説明します。

終了の1分前に大きなブザーがなるが音が消せなく、液晶表示が少し見えにくい時がある。

マスタースロークッカー

非常に形がWancleの製品と似ていますが中身はちゃんと日本仕様になっているようです。

対応容量 設定なし

温度調整25~99℃

温度誤差不明

使用電力 850w

電圧 100V 50/60Hz

重さ1200g

水の循環は不明

公式サイト価格不明

参考価格11,000円

電源プラグ不明

ダイヤルとタッチパネルで操作

本体のほかに真空パック器と日本語の説明書が付きます。

Kai House AIO Sousvide Machine 低温調理機

型番DK-5129

貝印が販売する低温調理機です。2018年2月に発売されました。

対応容量 20リットルまで

温度調整~95℃

温度誤差±0.5℃?

使用電力 1000w

電圧 100V 50/60Hz

重さ不明

水の循環は不明

参考価格50,000円

電源プラグ不明(2Pと思われます。)

自立するスタンドがつき収納がしやすい。

ボタンがプッシュ式のため操作がしやすく、画面は上と横から確認できる。

特徴的なのが専用のシーラーが付いていて本体と接続することにより本体操作で使える。そのためのパックもセットになっている。

まとめ、感想

現在販売され手に入れやすい10機種を調べましたが、特に基本的な性能に大きな差がなかったように思います。

容量だと最大でも20リットルの温め機能ですが、数値がわからないのも含め全て10リットルまでは対応ができると思います。家庭用の鍋で10リットル入るものは少ないのでどの機種でも機能としては充分すぎます。

温度調整は高いものでは最高99℃、低いものでも最高90℃はあるので、この器具を低温調理に使うのであれば、必要な温度は50℃から80℃くらいまでなので全ての器具が対応しています。

温度誤差に関しては、もちろん少ないほうがいいですが、温度の安定を図るのであれば機能の良さよりは外部の影響を受けにくくすればいいので、80℃の温度設定に耐えられ10リットル程度入る容器であれば、保温機能が高く安価な発泡スチロールやクーラーボックスなどを使用すれば温度誤差は気にならず、調理もしやすくなると思います。

消費電力は高いほど早く水からお湯に温め、保温能力も高いのですが、これも最初から容器に少し水を入れてやかんなどで湯を沸かし、徐々にいれて設定温度より低い温度の水を作ったほうが早くできると思います。

サイズはどの機種も形が一定ではなく、スタンド等もつかないものが多いため収納性はあまりよくありません。重さは最大でも2kgくらいに収まります。

値段は安いものなら1万円以下高いものは5万円でしたが、2万円前後が多い価格帯になります。

低温調理器具はアメリカ製の製品であるAnovaから有名になっていき、他の会社も同じような製品を作っていったようです。日本ではまだ一般的とは言えないため、日本製の商品が少ないですが今後増えていく可能性はあります。

アメリカの電化製品の基準と日本の電化製品の基準が違うため実際は販売できない商品のようですが、あまりそのことが書いていません。幸い日本の電圧が低いため高い電圧の製品を使ってもパワーが落ちるだけで過負荷による、、火災などにはならないために問題にはなりませんがそのことを理解して自己責任での購入をお願いします。

 

全てをまとめた上でオススメできるのは1万円以下で買える入門的なマスタースロークッカーか、平均的な価格帯で2色選べて機能も抜けがないBONIQといったところでしょうか。私が買うのであればこの2機種で専用に発泡スチロールの水槽を自作して使用すると思います。(機能は悪くないのですが外国製のものはおすすめする責任として除外しました。)

 

長い文章を見ていただきありがとうございました。

低温調理機を購入するときの参考に少しでも力になれたら幸いです。

 

低温調理機とは違う方法で低温調理をする方法を調べました。よければどうぞ